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新日本百名山 烏帽子山

5月21日〜23日でのリクエスト山行、大峰玉置山と小辺路、1日目は遠く紀伊半島の新宮経由で新日本百名山の一つ、烏帽子山に登ってきました。かつて那智の滝から一の滝、二の滝を通り、ほぼ沢登り感覚のこの山は岩崎元郎さんの大好きな山。新日本百名山は沢好きな岩崎元郎さんが付けられた百名山です。今回はそのコースは倒木などで整備が届かず、道が荒れていて通れないとのことで、高田の方の林道からトラバース、直登コースを登りました。

 

かつてそこには集落があり人が住んでいた石垣の跡や神社の跡を通り、昨年行った京都北山の廃村八丁を思い出す。

沢をいくつも渡渉しトラバース道が終わる頃、道は直登に変わります。

 

かなりの急勾配にロープもかけられていて大汗をかきました。

でも登るにつれ爽やかな風が吹き、時々ある岩の展望台からは、絶景が望めます。

 

頂上直下は滑りやすい岩の間を登るスリリングなコースです。

ただでさえ滑るのに、おまけにこの地方独特のカシの葉が絨毯のように敷き詰められ、その葉っぱが滑る滑る・・

 

高田の登山口を出発したのが、11時くらいだったので、頂上までは3時間半で到着し、そこでゆっくりとお昼ご飯です。

でも思いのほか力が入ったのか?立つと足が痙攣しています。水をしっかり飲み、ゆっくりして元きた道を下りました。

 

下りの方が滑りやすく慎重に下ります。

足の痙攣にはお決まりの「芍薬甘草湯」ですね。

 

岩と葉っぱでよく滑る急坂を下りてきて、集落跡までくると一安心です。

4時頃には下りてくることができました。

 

リクエストは玉置山なのですが、ここだけでは物足りないと付けた1日目の山が一番ハードだったかもしれません。

近く以前にやまやで登った子ノ口山も結構岩山でしたが、この辺りは本当に一枚岩な岩盤が多いですね。

 

次のブログは2日目に続きます。