2017年4月13日 とってもきれいな吉野山にいつもの蜻蛉の滝から登ってきました。
吉野山の桜の魅力は、京都の社寺の桜のような華やかさではなく、なんとも上品に咲く吉野桜のグラデーションにあります。
万葉集に歌われている世界を存分に楽しんできました。
鈴鹿の入道ヶ岳とどちらに行こうか?と迷うも、桜は今の時期のみ!と吉野桜を見に行きました。京都を朝早くに出発し、奈良経由で吉野山へ!平日とあって、通勤ラッシュとも重なり、渋滞に巻き込まれるもなんとか蜻蛉の滝の駐車場へ!蜻蛉の滝でも桜はきれいに咲いていましたが、はたして吉野山の桜はどんなんだろう・・・?と期待に胸をはずませながら、谷コースは、あまり面白みがないので、青根ヶ峰の尾根コースへ!途中、崩れているところもありましたが、難なくクリア!尾根道は展望がとっても良く、東に高見山や台高山脈が望めます。青根ヶ峰は、山頂の表示も何もなく、展望もなく・・ただ記念写真を撮っただけ・・山頂で出会った方に桜の開花状況を聞くと、上千本はまだ咲いていないとのこと・・ましてや奥千本はツボミ固し!といったところか・・ということで、奥の院には行かず、大峰奥駈道の女人結界碑を越えてから下ることに・・さあ、ここからが、吉野桜の見どころが続きます。金峰神社くらいから観光客と一緒に歩くこととなり・・高城山でお昼ごはん・・ここもまだ、咲いていません。
花屋敷での展望台で、下を見ると、中千本くらいがちょうど良い感じ!「えがお〜〜まんか〜〜い!!」と記念写真を撮るカップルの横を通り過ぎ、ここからは、観光コースではなく、やまやの特選「桜だらけの道」へ上千本半ばくらいから桜は咲き始め、中千本にかかる頃には満開に!本当に「春爛漫!」といった空気の中、ほとんど人の通らない道をゆっくりと歩きます。こんなに桜がきれいなのに、他の方はどこを歩いているのだろう・・とか思いながら、ミツバツツジも咲いている小道を通り過ぎ、如意輪寺へ・・五郎平茶屋からは、再び観光気分で、お土産を見ながら(団子を食べながら・・)蔵王堂へ!あとはゆっくりとこれまた満開〜散り染めの下千本を見ながら、吉野駅へ・・呼んでおいたタクシーが待っていてくれています。蜻蛉の滝まで戻り、温泉にゆっくりと浸かり、身も心もほんわかと桜の気分になりながら、帰路につきました。
今回は少し遅めに咲いてくれていた吉野桜のおかげで、ぴったりのタイミングで最高のお花見山行ができました。桜とお天気と元気に歩いていただいたメンバーに感謝です。
2017年 マウンテンサポートやまや山形