10月7日~10日まで南アルプス 鳳凰三山と早川尾根 テント泊に行ってきました。
この日は、白山縦走計画と寸前まで行き先が決まらず、天気予報を見て、当日に決めた・・・
というちょっと変わり種の山行企画でした。
それも、今年は台風の影響で、天気がかなり左右され、晴れと言っていても雨だったり
雨といっていても晴れさったり・・と天気予報もアテにならないからです。
結局は、白山、南アルプス共に風は強いものの、寒さがマシで、3日目に天気が落ち着く南アルプスを
選びました。結果は、私のヨミ通りで、白山では強風と北風からの寒気、また3日目には雪が舞うなど
の天気で、南アルプスにして良かったと思います。
天気は、風が強いものの、4日間ともほとんど雲のない良いお天気で、登山日和でした。
以下、写真付きでの報告です。
1日目は、夜叉神まで車で入り、南御室のテント場まで・・約5時間かけて歩きました。
白根三山がずっと左側に見え、快適に歩けました。
この日のテント泊での夕食は、寒い季節に突入ということで、鳥鍋で(野菜もそのまま持っていきましたので重かった・・のですが)盛り上がりました。小屋も営業していて、今年2月から新たに小屋の主人となった西川さんは、京都岩倉にもおられたということで、話しが盛り上がりました。
南御室小屋とテント場です
2日目 鳳凰三山を歩きます。バックは北岳です。
観音峰にて・・
2日目の行程は9時間少々、重い荷物を背負って、皆様、がんばって歩かれました。
お馴染みの薬師岳、観音岳、地蔵岳は良かったのですが・・その後の長いこと長いこと・・
早川小屋は今年は営業していない・・ということもあり、水場の確保など、少々不安要素はありましたがそこは、長年の経験と勘で、クリアできました。
地蔵のオベリスクです。時間があっという間に経ってしまいます。
今日は早川小屋まで・・先を急がねば!!
早川尾根小屋に到着です。長かった〜〜!今シーズンは営業していないものの、中で泊まることはできました。テント組と小屋組に分かれて泊まりました。
3日目は、今山行のもう一つのメインであるアサヨ峰へのアタックです。
岩場と、激しいアップダウンの連続で歩き応えのある、早川尾根!!私がお連れし、見せたかった景色もばっちしご覧頂け、栗沢山から直接、北沢峠に下山した時は、皆様、感無量!!というよりは、疲労困憊(^_^;)・・といった感じでしたね。でも、よく、このハードなコースをテント泊で、クリアできましたね。皆様のがんばりに拍手です!!パチパチパチ!
左写真は・・
出発まなし・・・北岳のモルゲンロート・・まっちゃきれいです。
早川尾根小屋からアサヨ峰に向けて登ります。
けっこう辛い登りでした。
アサヨ峰に到着しました。やった〜〜!!
次のピーク栗沢山で・・
甲斐駒ケ岳が眼前に見えています。
今回は登らずにここから下山します。
長い尾根をひたすら下ります。
みごと!!長衛小屋に帰ってきました。
ここからバスに乗り継ぎ、夜叉神に帰ります。
夜叉神に帰ってきました。
この後、芦安に戻り、山岳博物館を見学後、いつも利用させていただいているペンション泊まり温泉と美味しいご馳走を味わいました。
4日目は帰京です。
途中、尾白川渓谷、サントリーの白州工場などを観光しながら、京都に帰りました。
写真は、尾白川渓谷です。サントリーの南アルプス天然水のCMに使った場所
サントリー 白州工場です。
ここで、お昼ごはんも食べました。
なかなか美味しかったです。
ただ、試飲できないのが・・つらい・・
おまけ・・サントリー白州工場 展望台からみた、八ヶ岳・・とってもきれいでした。
この山行は、テント泊にて、南アルプスの夜叉神から甲斐駒近くの栗沢山までを縦走したものです。
普通でもなかなかハードなコースですが、テント泊にて踏破できたことは、大いに皆さんの自信に繋がるとおもいます。
次回は、甲斐駒を黒戸尾根から、仙丈ヶ岳を塩見岳から、北岳を小太郎尾根から・・と・・
それぞれ、半バリエーションにて、テント泊で登ろう!!とかなんとか・・
また、来年もよろしくお願いします。